MINIの色をひとつ挙げてと言われたら、British Racing Greenを思い浮かべる人は多いはずです。深い緑に白いルーフ、黒いルーフ、ボディ同色。それだけで雰囲気が変わります。BMW MINIの世代をまたぎながら、名前の奥にある色の違いと選ぶ楽しさを見ていきます。
まずはここだけ
- British Racing Greenは世代によって名称の世代番号や色味が異なる。
- ルーフ、ミラー、ホイール、クロームの組み合わせで印象が大きく変わる。
- 中古車では写真だけで決めず、日なたと日陰、補修歴を含めて現車を見る。
MINI WAYPOINT NOTE
緑のMINIは、光の中で何度も表情を変える。
初代R50系の緑は、クラシックと新しさの間。
初代BMW MINIは、クラシックMiniの記憶を残しながら新しいプレミアム・コンパクトとして登場しました。深い緑と白いルーフの組み合わせは、その橋渡しを一目で感じさせます。丸いライトと短いオーバーハングにもよく似合います。
年数を重ねた塗装は、保管環境や手入れで見え方が違います。パネルごとの色差、クリアの状態、補修歴を明るい場所で確認します。少し落ち着いた艶も、その車が過ごした時間として魅力になることがあります。
British Racing Greenは一色ではない。世代ごとのMINIが選んだ、緑の答え。
R56のBritish Racing Green IIは、輪郭がくっきり見える。
第2世代ではBritish Racing Green IIが設定され、白や黒のルーフと組み合わせて選ばれました。R56の立ったキャビンと黒い樹脂部品の間で緑がまとまり、Chili Redとは違う落ち着いた速さを感じさせます。
限定車やデザインパッケージでは別の緑も登場しました。色名が似ていても通常色と限定色は同じではありません。塗装コード、販売時期、限定車名まで確認すると、その一台の背景が見えてきます。
F56世代は、クロームやLEDとの組み合わせまで色になる。
F56ではボディが大きくなり、ライトやグリルの存在感も増しました。British Racing Greenは、クロームを残せばクラシック寄りに、黒い外装部品と合わせれば引き締まった印象になります。5 DoorやConvertibleでも面の見え方が変わります。
改良の時期によって選べるトリムや外装表現が違うため、「緑のF56」だけで探すより、前期、LCI、LCI2とボディ形状を分けて見るのがおすすめです。同じ色名でも写真の条件で大きく変わるので、晴天と曇天の両方で見られると理想です。
現行世代の緑は、伝統を軽やかに着る。
F66、F65、F67ではBritish Racing Green IVが使われ、現行のすっきりした造形と組み合わされます。丸いライトや短いボンネットというMINIらしさを残しながら、ボディ表面とデジタルな室内は新しい。その間を緑が自然につなぎます。
色を選ぶ時間は、MINIを選ぶ楽しさの大きな部分です。伝統があるから選ぶのでも、人気があるから選ぶのでもなく、駐車場で光を受けた姿を好きだと思えるか。British Racing Greenは、世代が変わってもその問いを楽しくしてくれます。
掲載写真BMW Group PressClub / P90568832写真の提供元
YOUR REACTION
この記事を読んでどう思いましたか?
いちばん近い気持ちを、ひとつだけ教えてください。
このあと読むなら



