丸い目、四隅のタイヤ、中央の大きなメーター。2001年に登場した初代BMW MINIは、懐かしさに頼らず、ひと目でMINIだとわかる新しい車でした。

まず知っておきたいこと

まずはここだけ

  1. R50はOneとCooper、R53はスーパーチャージャーを積むCooper Sの型式。
  2. 2004年の改良を境に外観、灯火、装備、出力などが変わる。
  3. いま選ぶならグレード以上に整備履歴、冷却系、改造内容の確認が重要。

同じ顔に見えても、走りの温度はずいぶん違う。

クラシックMiniを写すのではなく、考え方を受け継いだ。

初代BMW MINIは、クラシックMiniをそのまま大きくした車ではありません。タイヤを四隅へ置き、屋根を浮かせ、丸いライトをボンネットと一緒に開く形へ組み込む。大切な要素をいったん分解して、21世紀の小さなプレミアムカーへ作り直しました。

室内にも遊びがあります。センタースピードメーター、トグルスイッチ、円を繰り返す造形。効率だけなら別の置き方ができたはずなのに、触るたび少し楽しい方を選んでいます。その気分は、現行MINIまで続く芯になりました。

新しいMINIの始まりには、いまも新鮮な小ささと熱さがある。

R50は軽快に、R53は音まで熱く。

OneとCooperのR50は1.6L自然吸気。速さを追うより、小さな車体を使い切る楽しさがあります。R53のCooper Sはスーパーチャージャーと6速MT、中央2本出しマフラーを持ち、回転と一緒に音と力が立ち上がります。街で流すだけでも、二台の性格ははっきり違います。

最後を飾ったGPは、後席を外し、218psまで高めた世界2,000台の特別な一台でした。日本は160台。希少さだけでなく、R53が持っていた熱さを最も濃くした存在として、いまも初代の物語の頂点にいます。

年式より、これまでの時間を買う。

登場から20年以上が経ったR50/R53は、カタログのグレードだけで選べません。冷却系、パワーステアリング、オイル漏れ、足まわり、スーパーチャージャーの整備、社外部品の取り付け方。記録簿と実車を専門店で見てもらうことが、楽しい所有への近道です。

手がかかる部分まで含めて誰にでも勧められる車ではありません。それでも小さなボディを見て、重みのあるドアを開け、ステアリングを握ったときにしか得られない密度があります。状態のよい一台と出会えたなら、いまのMINIとは違う速さで好きになれるはずです。

気になったMINIをもう少し詳しく

確認した公式情報BMW Group PressClub JapanMINI One および MINI Cooper プレスキット ほか1件
資料1 資料2

掲載写真BMW Group PressClub / P0006589写真の提供元

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もうひとつMINIの話を

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