MINI Convertibleは、速さや広さだけでは選べないモデルです。屋根を開けたときの風、信号待ちで見える空、閉じたときの愛嬌。その魅力は4世代を通して変わりませんが、操作、サイズ、装備、パワートレインは大きく進化しました。どの世代の開放感が自分に合うかを見ていきます。
まずはここだけ
- R52は初代BMW MINIの濃さ、R57は小ささと進化した機構が魅力。
- F57は日常装備と長距離の安心感、F67は現行のデジタル体験を持つ。
- 幌の状態、開閉動作、排水、シール、後席と荷室は必ず実車で確認する。
MINI WAYPOINT NOTE
同じ空が見えても、そこへたどり着く方法は4通り。
R52は、初代MINIの空をそのまま開けた。
R52は2004年に日本で発売され、初代BMW MINIの丸く張りのある形をオープン4シーターへ仕立てました。閉じた姿にもクラシックなまとまりがあり、幌を少しだけ開けるサンルーフのような使い方も、このモデルの楽しさです。
年数を重ねた車両が中心なので、幌の表面だけでなく、開閉の動き、異音、室内への水の跡、整備履歴を丁寧に確認します。きれいに手を入れられたR52には、現行車では得られないサイズ感と温かさがあります。
Convertibleは、目的地を変えなくてもドライブを変えてくれる。
R57は、小さなボディのまま使いやすさを磨いた。
R57は2009年に日本へ登場しました。第2世代の軽快さを持ち、開閉機構や安全性、効率を進化させています。Cooper、Cooper S、のちのJohn Cooper Worksまで選べ、走りの好みに合わせやすい世代です。
中古車では前期・後期、グレード、装備差を確認します。小さな車体とオープンの組み合わせは魅力ですが、後席や荷室は広さより「使えるか」を実際に試したい部分です。普段載せるバッグを持って見に行くと判断しやすくなります。
F57は、遠出したくなるConvertible。
F57は2016年に日本で販売を開始し、1.5LのCooper、2.0LのCooper S、JCWを用意しました。ボディは大きくなりましたが、閉じた状態での快適性や装備、長距離での落ち着きが増し、日常の一台として選びやすくなっています。
2018年、2021年の改良を経て、顔つきや操作系も変わりました。同じF57でも印象が違うため、色と幌だけでなく、どの時期の仕様かを確認します。オーナー写真のMINIもF57で、海沿いで屋根を開けたときの気持ちよさが、このサイトの出発点になりました。
F67は、最新のMINIらしさと空をつなぐ。
現行F67は2024年に日本へ導入され、円形の有機ELセンターディスプレイや新しい操作体験をConvertibleへ持ち込みました。C、S、JCWで性格が分かれ、色とトリムの組み合わせも現行世代らしい選び方です。
どの世代も、屋根を開ければ目的地より道中が楽しくなります。初代の濃さ、R57の軽快さ、F57の万能さ、F67の新しさ。予算と状態を確かめたうえで、実際に屋根を動かし、運転席から空を見て決めるのがConvertibleらしい選び方です。
掲載写真BMW Group PressClub / P90567096写真の提供元
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